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執筆者の写真Itsuko Masuda

箱根駅伝で見た勝者の体の使い方



いや〜、箱根駅伝面白かったですねえ。

もともと箱根駅伝が好きだった訳ではないんですが、


ランナーたちの体の使い方を見ながら あーでもない、こーでもないと、分析して

予測するのが楽しくて、つい、見入っていました。


土壇場の逆転優勝を果たした駒沢大の石川くん、

足の蹴りがすごくて、

ほぼお尻の高さまで後ろ足が上がっていましたね。


もちろん、頭は首を押しつぶすことなく

すっと、高い位置で頭が前へ上へと伸びていました。


そのせいなんでしょう。

疲れ知らずの雰囲気のまま、

最後まで軽々と走り抜けていました。


別の選手を見てみると、

顎が前へ出てしまったり

体が横に揺れてしまったり

。。。している人たちもチラホラ。

(それでも十分、あんなに走れるなんてすごいけどねー)


どこかのコーチが

「頭から突っ込め、頭から」と

叫んでいたけど、


あれは、顎が上がっちゃっている選手には

効果的なフレーズかもしれない。


顎が上がっちゃってると

ブレーキかけながら

アクセル踏んでるのと

同じようなものだから。


アレクサンダーテクニック的にいうと

「頭がリードして、体はついていく」

ってことなんだ。


そうすれば、

体をもっとも効率よく使えるから

駅伝のような長距離でも

スタミナ切れにならなくなる。


そういうことが

日常的に、

実は私たちにも起こっている

ってことなんですよ。


頭と首の関係が 日々のパフォーマンスに

影響してます。


疲れやすくなっている時、

頭が首を押していないか

チェックしてみるといいでしょう。


肩こりがひどい人は

99%の確率で、頭が首をおしていると

思いますよ。

はい、 体の使い方解説員の独り言でした。


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